タイ民族楽器ピン定番フレーズ(その2)
いつものように定番フレーズ
今回も例によって定番フレーズです。
ピン音楽は弾けるフレーズの数がどれだけあるかということがとても大切です。
要所要所に定番フレーズを挟んでいって、聴衆の心をつかみ、盛り上げることが大切です。しかしこれが外国人からすると、定番と言っても予備知識がないので、何が定番か判断できないため中々難しいです。
今日も、ひとつずつ習得していきましょう。
頻出曲フレーズ
いつものおさらい
チューニング(3弦E、2弦A、1弦E)
このフレーズの特徴は6小節目から和音が入ってきているところですね。和音と言っても上下の弦を同じフレットで同時に押さえているので単純です。
アレンジを聴く
今回はピン音楽で最も古典的と言われるトンサイさんの演奏から聴いていきましょう。
1:43〜1:57部分
5:13〜5:26部分
最後に
経験者の方は特に、タイ音楽を五線譜で表すことに抵抗がある人がいるかもしれません。しかし、タイ譜面だとどうしても把握しきれない部分があるので、あえてこのブログでは自分の忘備録も兼ねて引き続き五線譜で行こうと思います。
大まかなリズム、音価を五線譜で把握してから、崩していくのがいいんじゃないかなあと自分は思います。
とにかく定番フレーズを知っていると楽器が弾けなくても、タイに行った時にイサーンのおばちゃんたちと盛り上がれるので知っておいて損はなし!