タイフェスで生モーラム
日本で生バンド付きモーラムを堪能
今年のタイフェスはモーラム人間国宝チャウィーワン・ダムヌーン、ポー・チャラードノーイ 奇跡の来日でした。
タイフェス公式サイトには「文化庁舞踊団によるタイ舞踊」としか記載されていませんが、
あっさりしすぎなタイフェス公式サイト
SNS経由で出演者の方から?情報がリークされていましたね笑。
この情報を元に結構の数の方がタイフェスに集まったともいます。
いい笑顔です。
バックバンドもピンにケーンにポンランとイサーン楽器勢ぞろいでした。
大盛況で全然うまく写真撮れませんでした。。
バックバンドのには去年も来日されていたケーン奏者ポーンサポン・ウパニさんがいましたね。ライブはさすがレジェンド!!日本でも最高の演奏をモーラムを聞かせてくれました!!
惜しいのが演奏時間がむちゃくちゃ短くバックバンドの演奏4分、モーラム5分ぐらいだけでした。もっと聞きたかった。チャウィーワン・ダムヌーンさん、ポー・チャラードノーイ さんの2人の掛け合いは2分くらいしかなくつづきをもっと1時間単位で聞きたかったです。。
タイ文化庁からのメッセージは「続きはイサーンで聞け!」ということですかね!
今週のLampernの小曲(イントロ)
00:15〜
今回はイントロフレーズです
最後に
最近は日本で知名度無に等しかった「ピン」というタイの楽器の露出が急に増えてきましたね。
今年のタイフェスでもピンの演奏が披露されましたし、
BSNHKでも「クン・ナリン・エレクトリック・ピン・バンド」の特集があったりしました。
日本でタイ並みのサウンドシステムでピンの演奏ができたらなあと、特集をみて熟思いました。
タイ行きたい。。
5月の演奏予定
5月は上野公園で演奏!
5月は上野公園で演奏します。
5月4日(木)擂鉢山11:00-13:00
5月7日(日)不忍池11:00-13:00
5月27日(土)下町風俗資料館前11:00-13:00
暖かくなってきたの野外活動再開です。去年11月ぶりの屋外ライブになります。
ほとんど2時間ぶっ通しでピンを演奏します。
バンコクナイツもアップリンクで上映開始
ピンが登場する映画バンコクナイツもアップリンク5月12日まで上映のようです。
都内での上映はこのあとは決まっていない?みたいですので、まだ見に行っていない方はぜひどうぞ!!他にも空族の作品も13日から上映されるみたいですね。
BANGKOK NITES THEATER - 劇場案内 - BANGKOK NITES
都内以外の方も是非!東京以外では結構やっているみたいです。
今週の小曲
1弦E、2弦A、3弦Eチューニング
4:10〜
今回はちょっと珍しい音を長い音を使った曲になります。
最後に
4月はピンがNHKで紹介されたり、
我々Monaural mini-Plugがバンコクナイツのトークショーで演奏したり
『TRIP TO ISAN』の発売など
ピンの知名度も少しは上がったのでは、、
これからも頑張ってピンを極めていきたいですね。
Lampernで演奏される小曲紹介#2
Lampernで演奏される小曲
วงแห่คนภูธร ลำเพลิน ลำซิ่ง วัดหนามแดง
2:10〜
短いですが多様されるもののひとつです。
こういう細かい曲が無数に合わさって何十分、何時間の演奏になるんですねえ。
『バンコクナイツ』ミニライブ出演決定!
タイカルチャーマシマシ!『バンコクナイツ』
タイ好き、タイ音楽好きならマストウォッチの映画『バンコクナイツ』が現在テアトル新宿他で絶賛公開されています。
そのテアトル新宿公開最終日の4月8日の最終公演で私がピンを弾いているバンドMonaural mini-Plugがミニライブをすることになりました!
私も去年の渋谷WWWXでの爆音先行上映 見たのですが、タイの文化、風俗、特盛の映画で最高に楽しめました!
私はそんなに映画に詳しくはない方なをので、、映画のレビュー的なことは他のレビューを専門にされている方々に任せて、
このタイ音楽の面を今回の記事で紹介させていただこうと思います。
やっぱり音楽がヤバイ!
映画の音楽は大切ですよね 。その大切な音楽が『バンコクナイツ』はヤバイ映画なんです。
タイ音楽を嗜まれている方にはおなじみのsoi48の選曲の最強ナンバー、
元ゲリラタイミュージシャン、スリラチャイさんが不思議な演出で登場して、
タイの人間国宝アンカナーン・クンチャイさんのモーランが披露されて、
アジア音楽を現代的に解釈したstillichimiya、Tondo Tribeの楽曲
他にも空族作品ではおなじみのバビロンバンドなど紹介しきれないほどの音楽だけでも情報量です。
詳しくはこちら公式ホームページにもあります。
サントラも発売されているようです。
しかし、公式サイトには紹介されていませんが、サントラにも収録されている個人的にプッシュしたいバンドがあります。
予告編1:30に登場するKhun Narin's Electric Phin Bandです。
Khun Narin's Electric Phin Bandシーンの価値
Khun Narin's Electric Phin Bandはこのブログでも何回か書いているかと思います。おそらく初めて本格的なピンバンドとして世界デビューを果たしたバンドです。
劇中、彼らがピンバンドで最も主な活動の得度式(出家の儀式)のBGMを演奏しているシーンがあります。
このシーンもおそらく世界に公開される映画で初めて実際のピンバンドの活動が収められたシーンではないでしょうか。
この得度式のピンバンドのスタイルは以外と新しく何年前からかははっきりとはわかりませんが、バンコクに働きに出ているイサーン人の間で得度式などの冠婚葬祭にピンバンドの爆音BGMをつけるようになったとされています。
この現在進行形のタイ、イサーンの本物のカルチャーがフィルムに収められているという映像的価値は非常に高いのではないでしょうか。
最後に
私もひっそりと日本でピンバンドで演奏していたのですが、ひょんなことからお声がかかりこの度『バンコクナイツ』の上映後ミニライブをすることとなりました。本場の200vの音圧には負けてしまいますが、タイの今日の定番ナンバーを中心に演奏しますので、是非ともご来場お願いいたします。
爆音ライブだ!4/9(SUN) TRIP TO ISAN RELEASE PARTY @新宿 BE-WAVE
TRIP TO ISAN RELEASE PARTY @新宿 BE-WAVE
本当に久しぶり2017年初のライブです。
我々「Monaural mini-plug」が少し関わった書籍『旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド TRIP TO ISAN』のリリースパーティーです。
書籍持参か、会場で購入すれば入場無料とのことですので是非!
soi48のヘヴィーなイサーンナンバーも聞けて最高のイベントですね。
一気にタイ音楽について詳しくなれそうですね。
本の内容は以下のようです。
<主な内容>
初心者でもわかる詳細な歴史&用語解説
7インチシングル500枚、12インチ100枚、タイ現地盤100枚をオールカラーで紹介
レコード発掘コラム
観光ガイドには載らない旅コラム(食べ物、カルチャー)
空族、江村幸紀(エムレコード)、マーク・ジャーギス&アラン・ビショップ(SUBLIME FREQUENCIES)によるコラムも収録目次まえがき 旅の初めに■イサーンについて・なぜイサーン?/・イサーンの風土と文化/・イサーンの歴史と成り立ち/・アヌウォン王の悲劇と分断されたラオス人/・古のラーオ文化を残す都市 ウボンラーチャターニー■タイ・イサーンの音楽■タイ・イサーン音楽のジャンル・ラムウォン・レー・ルークトゥン成立の流れと概要 文・江村幸紀・モーラム◎チャウィーワン・ダムヌーンチャウィーワン・ダムヌーン・インタビュー◎トーンカム・ペンディーコラム「史上最高の男性モーラム トーンカム・ペンディー」◎テープパブット・サティロードチョンプーテープパブット・サティロードチョンプー・インタビュー◎バーンイエン・ラーケン◎サックサヤーム・ペットチョムプー◎ダオ・バンドンダオ・バンドン・インタビュー◎テープポーン・ペットウボンコラム「タイで最初に作られたモーラムのレコード」◎アンカナーン・クンチャイアンカナーン・クンチャイ・インタビューアンカナーン・クンチャイ・ライヴ同行記◎ポー・チャラードノーイ・ソンスーム◎トーンミー・マーライ◎クワンチャイ・カーラシン・ユックパッタナー楽団◎モンルディー・プロムチャックモンルディー・プロムチャック・インタビュー◎ケーン・ダーラオコラム「ラム・クローンの達人 ケーン・ダーラオ」コラム「Soi48のレコ掘り日記~バンコク編」◎ペット・ピン・トーン楽団ノッパドン・ドゥアンポーン&ナコーン・ポンパープ・インタビューコラム「イサーン音楽にまとわりつかれて」「お前スラポン聞いたのか?」文・江村幸紀コラム「伝説の楽団 チュラーラット」◎ポーン・ピロム/パノム・ノッポーン 他◎チャーイ・ムアンシン◎スアン・サンティ◎ブッパー・サーイチョンコラム「歌舞伎町で夢見るイサーン」文・俚謡山脈◎ワイポット・ペットスパン◎クワンチット・シープラチャン◎プルーン・プロムデーン◎サマイ・オーンウォンコラム「Soi48のレコ掘り日記~イサーン編」◎スリン・パークシリスリン・パークシリ・インタビュー◎パイリン・ポーンピブーン◎ソンタヤー・カーラシンソンタヤー・カーラシン・インタビュースペシャル・インタビュー「モーラムに魅せられたアメリカ人」マーク・ジャーギス&アラン・ビショップ(サブライム・フリークェンシーズ)◎ドイ・インタノンドイ・インタノン・インタビュー◎ホントーン・ダーオウドンホントーン・ダーオウドン・インタビュー◎スパープ・ダーオドゥアンデンスパープ・ダーオドゥアンデン・インタビュー◎バーンイェン・シーウォンサーバーンイエン・シーウォンサー・インタビュー◎ソーンペット・ピンヨー◎スントーン・チャイルンルアンラートリー・シーウィーライ・インタビューコラム「踊るアジア『バンコクナイツ』」文・空族コラム「電気ピンの発明とピン・プラユック」■その他の重要アーティスト達◎ソーンキーリー・シープラチュアッブ◎シープライ・チャイプラ◎クワンチャイ・ペットローイエッド◎カーワオ・シアントーン◎オーンウマ―・シンシリ◎ピムチャイ・ペットパラーンチャイ◎ソッシー・プロムセークサン◎サーヤン・サンヤー◎ローム・シータムマラート 他■レーベル図解コラム「Soi48のレコ掘り日記~アジアのレコード屋のこれから」コラム「タイ音楽がタイ以外の国でどう紹介されてきたか?」タイ語逆引き索引あとがき
コラム「電気ピンの発明とピン・プラユック」
このコラムと幾つかのディスクレビューですね。どの程度使われているかわかりませんが笑。まだ完成したものを読んでいないのでたのしみです。
ライブ当日はタイ本場仕様のロングセットを準備しています!
べたべたなルークトゥンナンバーから古典まで出来る限り放出演奏しますので宜しくお願いします。
Lampernで演奏される小曲紹介#1
Lampernで演奏される小曲
17:30〜
今回は久々に古典的なスタイルLampernで演奏される小曲になります。
難しいものではないので、ささっと弾いてしまいたいものですね。
インドからの影響を受けたとされるピンの曲 その3
インドな曲(完)
長かったインド由来の曲もこれでおしまい。
今回の紹介部分は大まかにA,B,Cの3部分に分かれます。
演奏の終わりにはブレイクを入れて長時間の演奏に緩急をつけます。
今回のフレーズは19:30〜